その名はブルートレイン

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ブルートレインの歴史と現在

鉄道に詳しくない方はピンとこないかもしれませんが、ブルートレインと言えば単に青い電車というだけでなく「客室寝台特急列車」を意味します。 そもそも寝台特急車が登場したのは1956年の事です。

飛行機とはまだまだ縁遠い時代でしたから、庶民の遠出の足は寝ている間に移動する事で効率のいい寝台車の需要が高まりました。 1970年代も後半になると高速バスや新幹線・航空機が徐々に普及してくるので国鉄がブルートレインのPR作戦を行いました。

各車両にテールマークをつけたり寝台を意味するのしのマークを施したりと工夫を凝らし個室寝台を増加させる等で鉄道ファンの間にブルートレイン撮影が広がり、結果としてブルトレブームと呼ばれる程の人気を集めました。

バブル期には時代を反映した北斗星のような豪華寝台車も人気を博しましたが、時代の波に押されて新幹線や航空機との競合に敗れて徐々に廃止されて減少しているのが現状です。

消えゆくブルートレイン

最近では2009年3月14日で廃止となった「はやぶさ」のさよなら運行がニュースでも大々的に取り上げられました。

はやぶさは東京熊本間を結ぶ長距離寝台特急でブルートレインの顔とも言われていましたが、車両の老朽化と利用者の減少によって廃止を余儀なくされました。

東京大阪間の寝台だった「銀河」も利用客が高速バスや新幹線に流れるのに勝てずに2008年3月に廃止となっています。 2000年に入ってからは実に10ものブルートレインが廃止となっているのです。

最近ようやくエコブームで電車の旅が見直され、車を持たない若者にのんびりとした寝台列車の旅が見直されている中で現存する寝台特急が出来るだけ続けばよいのですがそう楽観視も出来ません。

ある意味、今乗っておかなければいつ乗る、といったところまで来ているのがブルートレインの置かれている環境です。

がんばる現役ブルートレイン

そんな中でも現存するブルートレインはまだまだあります。 上野−青森間の「あけぼの」、大阪−札幌間の「トワイライトエクスプレス」、大阪−青森間の「日本海」、上野−札幌間の「北斗星」、上野−金沢間の「北陸」の以上5本です。

また、ブルートレインの定義からは外れるのですが同じ寝台特急の仲間に北斗星と同じコースを運行する臨時列車の「カシオペア」は豪華寝台特急として人気です。

他にも東京発の「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」が四国や山陰への足として残っています。 目的地の違いだけでなく、それぞれが車両や景色、サービスに特徴があって興味深いものです。

寝台特急の旅なら移動する事自体も旅としての楽しみが高いものです。 旅行好きの方なら是非今のうちに乗車してブルートレインを満喫してみてはいかがでしょう。

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